仕事に、プライベートに、忙しい毎日を送っていませんか?
仕事が終わって、やっと家に帰ってきた、と思ったら
洗濯に、掃除、食事の支度…
やること多すぎてもう無理…
なんて感じたことはありませんか?
自分の時間も欲しいのに、やるべきことだけで
もうぐったり…。
特に、共働き家庭や、子育て中の家庭では、
「気づいた人がやる」スタイルだと、
家事の負担が偏りやすくなるので、
不満やストレスの原因になることも。
そんな中で注目されているのが、
家事の「見える化」という考え方なんです!
家事の“見える化”とは?

家事の見える化と言っても
洗い物も、食事の支度も見えるじゃん!
と思う方もいらっしゃるかと思います。
実際私も、最初はそう思っていました(笑)
家事の見える化とは
目に見えないタスクを、リストやボードで
「見える」形に整理することです。
洗濯しなくちゃ、洗い物もまだだし
晩御飯の買い物も行かなくちゃ!
そのTodoリスト、頭の中で作っていませんか?
1日の終わりに、翌日のTodoリストや
タイムスケジュールを作っているよ!
という方もいらっしゃいますが
9割の方は、頭の中に家事のTodoリストを作っています。
家事の見える化は
頭の中でなんとなく把握していた家事を
明確にすることから始まります!
見える化することで、期待できるのは
例えばこんな効果!
- 誰がどの作業を担当しているか
パッと一目でわかる - 忘れやすい作業もタスク化できる
- 家族やパートナーとの分担が
スムーズになる - やったことが“成果”として見えるから
達成感がある
家事の分担がしやすくなったり
家事負担も見える化されて、トラブル回避にも!
つまり、精神的な負担も軽減される効果が
期待できます!
見える化の3ステップ!今日からできるタスク術

今まで通りに、家事をしていても
家事が勝手に見えるようにはなりません!
というわけで、どうしても少しだけ
見える化のために、必要な行動が出てきます。
ラクするために読んでたのに…
やること増えるの?おかしくない?
そうなんです。そう思いますよね。
そこは本当にごめんなさい。
ただ、洗濯を楽にするために、洗濯機を買いに行く、とか
行動や、精神的な負担を減らすための
先行投資のような手間だと思ってもらえると
助かります!
ステップ1:家庭内の「家事リスト」を作る
「家事」と言っても、洗濯や掃除など、
家のことで、やらなければいけないことって
たくさんありますよね。
毎日すること、週末だけすること、など
まずは、日々行っている家事を、書き出してみましょう!
例えばこんな感じ!
- 毎日:洗い物、ゴミ出し、洗濯
- 週1回:掃除機、トイレ掃除、買い出し
- 月1回:家計簿整理、フィルター掃除
日々行っていることや、定期的に行っていること
家のことであれば、なんでもいいんです。
これは家事というほどでもないし…
家事に慣れている方ほど、「家事」の基準が
高くなりがちですが、
小さなことでも、家事は家事です!
月に1回だけ、ハンカチを1枚たたむ
それだけでも立派な家事です!
「家事」は何と言っても、種類が多いのが特徴。
大変な作業を1つやるだけなら
やることが多くて大変…
とは、思わないはずなんです。
なので、家事を書き出してみると
「こんなにあるの?」と驚くかもしれません。
それこそが見える化の第一歩!
家事は想像している以上に多くの
“タスク”の集合体なんです!
ステップ2:担当とスケジュールを決める
家族や同居人がいる場合は、
誰がどのタスクを担当するかを決めておきましょう。
おすすめは、「固定」+「交代」スタイル!
例えばこんな感じ!
- 料理はAさんが固定、洗い物は交代で
- ゴミ出しは曜日ごとに担当を分ける
- 掃除は平日と休日で交代
料理など「スキルがなくて出来ない!」
といった場合もありますよね。
ゴミ出しに関しても、自治体や住宅によっては
「何時以降に出してください」とルールがある場合も。
「ゴミ出しをしていたら遅刻する!」など
どうしてもできない理由があるものは
担当を固定すると、うまく回ります。
担当決めのポイントは、
「なんとなく」やるのを、やめること。
「誰がやる」と決まっていないことは
「自分がやるべきことじゃないから」と
やらないまま過ごすことになったり、
負担が偏る原因にもなります!
仕事して、帰ってきたら疲れているんだ
家でくらい、ゆっくりさせてよ
など、担当決めが上手くいかないケースも
出てくるかと思います。
ある程度、配慮はあってもいいかもしれませんが
特に共働き家庭では、お互いに仕事をしているのですから
就業時間の短い方が、家事を全部やるなどは
理不尽に感じてしまいますよね。
「家事」も「労働」です!
時間や日数の差がある場合には
家事の負担を7:3にするなど
バランスを取ってもいいと思います。
例えそれが、9:1でも、家事負担が軽減されれば
ゆっくりコーヒーを飲む余裕が生まれます。
曖昧さを減らし、家事負担の偏りを減らしていきましょう!
ステップ3:ツールを使って“見える場所”に貼る
最後に、日々のタスクを共有できる
ツールや仕組みを導入しましょう。
と言っても、難しく考える必要はありません。
「今日やることはこれ」と分かればいいんです。
例えばこんな感じ!
- ホワイトボードや冷蔵庫マグネット
- 共有できるスケジュールやメモアプリ
- 紙のスケジュール表やTODOリスト
ツールを導入と言っても
ホワイトボードに書き込みでもよし
マグネットシートにタスクを書いて、
色分けした、各担当者のマグネットを貼るもよし
分かるようにさえ、なっていれば
ツールは何でもいいんです!
ポイントとして、大切なのは
「みんなが見える場所」
「毎日目に入る場所」に設置することです
タスク表や担当表などを
目にする頻度が高いほど、
意識も習慣も変わってきます!
忙しくてもラクに回せる“仕組み”をつくろう
時間がないからこそ、「がんばってやる」のではなく、
「仕組みで回す」という考え方が重要です!
家事の見える化は、あなたの暮らしに
「余裕」と「安心感」を、生み出します♪
家事はあなたの仕事でしょ?
違います。断言します、違います。
じゃあ誰の仕事だっていうの?
家事は、誰の仕事でもありません。
誰かが100%ひとりでこなすものではありません。
その家に暮らす人、全員の仕事です。
誰かひとりが頑張るのではなく、
チームで暮らしを回すための第一歩として、
家事の見える化や、分担スタイルを
ぜひ取り入れてみてください!
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